岐阜発、メタバースでハンドメイド作家と縫製商品開発

衣料品を作る際に出る残反――多くが捨てられる生地を回収し、販売している企業が岐阜県美濃市にあります。
オンラインショップ「生地のM」を運営するほか、ハンドメイド作家らと組んで、障害者向けやペット用の服や小物を作ったりお直しを手掛けたりもしています。

その核になるのがメタバースに開かれたコミュニティー空間「M大」です。
ハンドメイド作家や趣味で縫製やデザインを行う主婦など350人の有料会員が参加しています。

ゲームのような画面でアバターを通して縫い方やパターンなどの情報交換をしたりeラーニングで縫製やお直しの技術・販売や財務のノウハウを学んだりしながら、募集される企画や発注にパートタイマーなどで加わります。
オンラインでの距離の近い交流の中から顧客のニーズを知ることもでき、障害を持つ子供向けの服の製造などのプロジェクトも生まれました。

会員同士で仕事を考え、直接、M大で商談することも認めています。
色々な事業が立ち上がっていけば付随するコンサルや物流などを請け負う形で会社の収益になるという考えからです。

目指しているのは、自律分散型組織(DAO)ですね。
企業に所属せずとも、デザイン力があれば3Dプリンターなどを駆使して商品にできる時代ですからね。

メタバースで商品開発、雇用も 生地小売りで岐阜・美濃市の企業が挑戦 | 岐阜新聞Web
捨てられる生地をハンドメイド作家らに販売している企業が岐阜県美濃市にある。地方の企業ながら顧客は全国に広がり、社員やパートナーはメキシコやブラジル、ドバイにも。...



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