2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

NFTで学修歴証明書を発行する大学が国内に初登場

千葉工業大学がNFT(非代替性トークン)による学修歴証明の発行を開始しました。 国内の大学としては初めてです。 千葉工業大学とメディア会社PitPa(ピトパ)がWeb3時代を見据えたグローバル人材の育成を測るためにツールの開発・推進を行う第1弾です。 記…

知的財産を担保にデジタル人民元ローン発行、有用性が拡大中

中国蘇州市にある張家港農業商業銀行が地元の製造企業に、知的財産を担保としたローンとしてデジタル人民元(e-CNY)で50万人民元(1,000万円相当)を発行しました。 融資はデジタルウォレットに直接、行われました。 中国政府はe-CNYの有用性を急速に拡大さ…

アメリカで施行済みのDAO法に見るDAOの法的位置付け

自律分散型組織(DAO)の法的根拠は――? DAOは、組織の効率的な運営を実現する試みとして創られました。 意思決定はメンバーによる投票で行われ、決定された事項はプログラムにより自動的に実行されるため人による恣意的な改ざんや不正が発生することはあり…

アップグレード「マージ」、その時イーサリアムはどうなる

イーサリアム(ETH)の大型アップグレードの実行が予定されている9月15日前後(日時ではなくブロック高で予定されているため)が迫ってきました。 その「The Merge(マージ)」でコンセンサスアルゴリズムをPoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブ…

仮想通貨ソラナの実店舗がニューヨークにオープン

仮想通貨ソラナ(SOL)の公式ストア「Solana Spaces」が、アメリカのニューヨークでオープンしました。 仮想通貨の実店舗――? 店内ではDegenerate Ape AcademyのNFT(非代替性トークン)が飾られているほか、ウォレットの使い方やアプリの利用についての教育…

インタビュー:TECHFUND、スタートアップ支援の今後

ヨーロッパに新たな拠点を設置した、テクノロジーアクセラレーター株式会社TECHFUNDの創業者、川原 ぴいすけ氏を取材しました。 → PR TIMESプレスリリース(外部サイト) 今回は、スタートアップ支援の視点から見た今後どうあるべきか詳しく聞いていきます。…

インタビュー:TECHFUND、欧州からのSTOを支援

国内では日本を代表する大企業、そして国外ではブロックチェーン関連スタートアップやWebスタートアップの支援を行ってきたテクノロジーアクセラレーターの株式会社TECHFUNDが、ヨーロッパに新たな拠点TECHFUND EUROPEを設置しました。 スタートアップがヨー…

税制上の利点から仮想通貨を慈善団体に寄付する賢い仕組み

カトリック教会のワシントン大司教区が、新たな献金徴収の手段として仮想通貨寄付プラットフォームを採用しました。 ワシントンDCと周辺5つの郡の66万人の信者とカトリック系学校96校を抱える司教区です。 仮想通貨寄付サービスEngiven(エンギビン)は、非…

e-CNY(デジタル人民元)のテスト地域さらに拡大

北京五輪後も精力的に拡大を続けています。 e-CNY(デジタル人民元)のテスト地域が、11カ所から23ヵ所へと拡大します。 省・自治区で見ても、全31地域の約半分となる15地域に広がります。 中国では新型コロナによる厳重な封鎖措置が実施されている間の個人…

次の20年のために、金融庁に暗号資産の税制改正要望提出

国内の業界団体である日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)と日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が、税制の改正を求める要望書を金融庁に提出しました。 利用者は2022年3月には585万口座に達しています。 FX(外国為替証拠金取引)が総合課税から分離課税に見直さ…

分岐か?他の通貨か?マージ後を問われるイーサリアム採掘者

イーサリアム(ETH)がPoS(プルーフオブステーク)に移行してマイニングがなくなったら、既存のマイナーはどこへ行く――? 今年(2022年)の9月に予定されているアップグレード「The Merge(マージ)」後、イーサリアムを採掘していた6,600億円規模のマシン…

全国初の試み、桑名水郷花火大会をメタバースで同時放映

アバターとなって花火大会を鑑賞―― 三重県の桑名水郷花火大会は、昭和9年(1934年)から戦時中などを除いて毎年行われてきましたが、新型コロナによって過去2年間は中止されていました。 今年は3年ぶりの開催に漕ぎつけたものの、感染対策で会場の定員は5,00…

米空軍の物資調達の予算と会計はすべてブロックチェーンで

アメリカ空軍が、予算編成と会計処理のプロセスにブロックチェーンを採用しようとしています。 プロジェクト「DiBaT(デジタル・ブロックチェーン・バジェッティング・アカウンタビリティ・アンド・トラッキング)」 では、空軍のサプライチェーン予算内のす…

結婚式も行政サービスも裁判もすべてメタバースで行われる日

行政サービスも司法サービスも、すべてメタバース上で行われる日が来るかもしれない―― 7月20日に開催された「TechLaw Fest 2022」でのシンガポールのトン第2法相による演説です。 根拠とした事例の1つ目は、結婚式のような厳粛なイベントでさえメタバースで…