米空軍の物資調達の予算と会計はすべてブロックチェーンで

アメリカ空軍が、予算編成と会計処理のプロセスにブロックチェーンを採用しようとしています。

プロジェクト「DiBaT(デジタル・ブロックチェーン・バジェッティング・アカウンタビリティ・アンド・トラッキング)」 では、空軍のサプライチェーン予算内のすべてのドルをトークン化し、請求・購買部門とサプライヤー間での資金移動を記録します。
これにより、空軍の管理者が資金を追跡・監査して使用場所や配分・決済システム内での現在の位置づけを確認できるようになります。
可視性と透明性を高めることで、実行と意図のミスマッチを特定することができるようになります。
物資をより効率的に扱えることで、戦略目標の実行能力も高まります。

アメリカ軍では、運用強化のためにさまざまな設定でブロックチェーンを試してきました。
特に、今回のDiBaTが活用する「SIMBA Blocks」を運営するSaaS企業SIMBA Chainと空軍は、4年にわたってサプライチェーンの安全性確保のための試験や概念実証を行ってきました。
「空軍は間違いなく、国防総省ブロックチェーン採用におけるリーダーである。」
〜SIMBA Chain ネイディグ共同創業者兼社長

海軍もブロックチェーン基盤の物流システムの構築するための契約を昨年(2021年)11月に結んでいるのですが、速度ではやはり空軍に分があるようですね。

米空軍、ブロックチェーンベースの予算編成・会計システムの開発着手

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