2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

イーロン・マスクCEOも気にするESGとは?

仮想通貨価格の下落は、中国による規制や納税のために換金が必要なタイミングなどが重なってしまったことが原因ですが、きっかけは電気自動車会社テスラのイーロン・マスクCEOの心変わりでした。 ――マスクCEOも気にするESGとは何でしょうか? ESGとは、環境…

サトシ・ナカモトが去って10年、変わるもの変わらないもの

「私はほかのことへと移っている。」 ~2011年4月26日 ビットコイン(BTC)の生みの親といわれるサトシ・ナカモトが仮想通貨コミュニティから姿を消したのは、今から10年前です。 正体については謎のままですが、最初期にマイニングした100万BTCをそのまま持…

日本銀行がデジタル通貨の制度設計を民間実務家と議論へ

テーマは、セキュリティ、ユニバーサルアクセス、情報技術の標準化―― 日本銀行が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)についての民間の専門家との意見交換を目的としたフォーラムを6月に開催します。 デジタル社会における決済プラットフォームとして機能するCBDC…

国内初のデジタル証券発行でSTOが動き始めた

昨年(2020年)4月にセキュリティトークン(デジタル証券)の発行を通じて資金を調達する方法――STO(セキュリティトークンオファリング)が法制化されてから1年経ちましたが、そろそろ本格的に動き出します。 三井住友信託銀行は、3月末にセキュリティトーク…

ビットコインを「通貨」と言っていいのか、という疑問が解決

ビットコイン(BTC)は「デジタルゴールド」と呼ばれます。 でもゴールドと同じような物だとしたら、仮想「通貨」ではないのでは?――その疑問がずっとありました。 「ビットコインがコマースで使われていないことを指摘するビットコインに懐疑的な人は、ビッ…

電力も集中から分散化へ、ブロックチェーン技術と自動車で

開始からわずか2ヵ月での方針転換――電気自動車会社テスラが、ビットコイン(BTC)での電気自動車購入への対応を一時停止しました。 マイニングに使用される電力のために、化石燃料による発電が行われて環境に負荷がかかることを理由としていますが……。 電気…

日銀黒田総裁はステーブルコインに意外と意欲的

多くの人が利用する便利な決済手段にはなり得る―― 日本銀行の黒田総裁が、財政金融委員会でステーブルコインに対して前向きな評価を示しました。 「暗号資産については、背景となる裏付け資産がなく、非常に投機的な取引が行なわれていることを各国の中央銀…

日本円ステーブルコインGYEN、上場するも高騰!?

GMOインターネットのGYEN(ジーエン)が、大手取引所Binance(バイナンス)で日本円連動型ステーブルコイン初の上場を果たしたものの取引停止となりました。 理由は価格の乱高下――って、ステーブルコインなのに!? ステーブルコインの価格維持の方法の1つと…