メタバースでの犯罪をインターポールが取り締まる

国際刑事警察機構(インターポール/ICPO)が、メタバースでの犯罪を取り締まる方法について検討中です。
さらに発展すれば、考えられる犯罪のリストは、子供に対する犯罪・データ窃盗・マネーロンダリング・金融詐欺・偽造・ランサムウェア・フィッシング・性的暴行・嫌がらせなど、潜在的に広がる。

犯罪者に利用される新しい技術やツールが出るなら、取り締まる側も適応する必要があります。
しかしメタバースの定義は曖昧であり、現実世界を完全に3Dで再現した世界というわけでもありませんから、犯罪の定義に課題を抱えています。
「犯罪と呼べるかどうか分からないような犯罪がある。
物理空間におけるこれらの犯罪の定義をメタバースで適用しようとすると、困難が伴う。」
〜インターポール オベロイ技術担当エグゼクティブディレクター

インターポール独自のメタバースINTERPOL Metaverse」を作ってトレーニングや仮想ミーティングを行ったりと、手探り状態で理解を深めている最中です。
そこまでするのは「マウスを1回クリックしただけだとしても、その証拠が他国のサーバの中にしかない」といったケースが出てくることが考えられるからです。
そのためにも、195ヵ国が加盟するインターポールの活動がより重要になるのですね。

メタバース内での犯罪、どう監視すべき? 国際刑事警察機構が検討中 | Gadget Gate
国際刑事警察機構ICPO/インターポール)は現在、メタバース内での犯罪を取り締まる方法について調査検討中であると、事務総長のJürgen Stock氏が述べている。...



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