ディズニーのメタバース特許、現実世界と3Dイメージが連動

世界的エンタメ大手のディズニーが特許を取得してメタバース構想を進展――

昨年(2021年)11月の決算説明会で、ディズニー・エンタープライズは現実世界とデジタルな世界をより密接に結び付ける独自のディズニーメタバースを提供する方針を示唆していました。
そして翌12月には、ユーザーの動作に応じてバーチャル効果が発生する「仮想世界シミュレーター」の特許を得ました。
――あまりに早すぎやしませんか!?

ディズニー社は2020年7月にアメリカ特許商標庁(USPTO)へ特許申請を提出しており、それが許可されたようです。
むしろ、色々な企業がメタバース構想を発表する前から研究開発を行なっていたわけですね……。
さすがは、創業当初から音声アニメーションなど最新技術をいち早く導入してきたディズニーです。

背景にあるのは2020年から続く新型コロナの影響です。
世界的な流行によって全てのディズニーパークが閉鎖の憂き目に合ったこともあり、代わるものがメタバースです。
カリフォルニア・フロリダ・東京・パリ・香港と次々とオープンしてきたテーマリゾートも、2016年の上海が最後となっています。
新型コロナの影響は今後も続きそうですから、7番目以降は仮想現実上に築かれていくことになりそうですね。

ディズニー、メタバース構想に進展 関連特許を取得
エンタメ大手ディズニー社がAR(拡張現実)・メタバース(仮想現実)に関する特許を取得したことがわかった。 ディズニー・エンタープライズは20年7月、米国特許商標庁に「仮想世界シミュレーター」に関する特許申請を提出。21年12月末に申請が許可された格好だ。...



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