追い風を受けてリップル社の評価額が2年で5割増し

リップルが急速に成長している――

仮想通貨リップルXRP)を運用するリップル社(Ripple, Inc.)SBIホールディングスなどの投資家から自社株を買い戻しています。
2019年のシリーズC戦略調達ラウンドで、資金調達のために発行した株です。

調達した2年前からリップル社の評価額は50%増加しており、買い戻し完了後でも1,100億円以上の現金が残ります。
シリーズCはスタートアップ企業の経営が黒字で安定し始めて上場やM&Aを意識する最終成長フェーズとされますので、リップル社も、もはやスタートアップ企業ではないということですね。

アメリカ証券取引委員会(SEC)との訴訟もあって他の仮想通貨と比べて冴えない価格推移が続いてきたリップルですが、2021年以降は上昇基調に入っており、今月(2022年3月)は100円の大台の確保を続けています。
国際送金でのリップルのマーケットが拡大しているだけではなく、リップル社としてもブータンパラオなどでは中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発も手掛けていますし、デジタルユーロの研究開発にも関わっています。

世界的に、効率的な送金手段が求められていることが追い風になっているようですね。

リップル社、SBIなど「シリーズC」投資家から自社株を買い戻す
リップル社は25日、SBIホールディングス株式会社などシリーズC(2019年12月)投資家から一部株式を買い戻したことがわかった。ブラッド・ガーリングハウスCEOが自社株買いを公表した。...



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