メタバースの生みの親がブロックチェーンを立ち上げ

メタバース――
その言葉を生み出した作家ニール・スティーブンソン氏が、メタバースに特化したブロックチェーンを立ち上げています。

レイヤー1ブロックチェーン「Lamina1」は、オープンメタバースのベースレイヤーとして機能することを目指しており、開発者を支援するためのツールのリリースも計画されています。

小説「スノウ・クラッシュ」では、世界規模の光ファイバーネットワークとVRヘッドセットを介してアクセスする仮想都市環境が描かれており、仮想不動産の概念も登場します。
ただ、高品質のビデオゲームが大規模に展開されることは30年前には予見できなかったと、後に述べています。
「ゲームのおかげで、何十億もの人々がフラットな2Dスクリーン上で3D環境を快適に操作できるようになった。
彼らがマスターしたUI(キーボードのWASD+マウスなど)は、ほとんどのSF作家が予測したようなものではない。
しかし、それがテクノロジーにおける経路依存性というものなのだ。」

ティーブンソン氏は、ゲームは依然としてスクリーンを中心としたものであり、純粋なVRよりも2DスクリーンとAR/VR技術の両方をカバーするアプローチが活用されると考えています。
「機械式タイプライター用に設計されたキーボードを使って、非常にリッチな3D環境を流れるようにナビゲートし、インタラクションを行うことができる。
これこそがスチームパンクといえるだろう。
このようなユーザーとその経験を構築する開発者を置き去りにしたメタバースは、誤った方向に進んでしまうだろう。」

「メタバース」を発明したSF作家ニール・スティーブンソン、独自のブロックチェーンプロジェクト立ち上げ

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