韓国ソウルがメタバース行政サービス開始、心理相談の好例も

韓国のソウル市が、行政サービスなどを提供する仮想空間「Metaverse Seoul(メタバースソウル)」プロジェクトを開始しました。

市民のコミュニケーションの場となるほか、公式文書にアクセスしたり苦情を申し立てたり市税の申告に関して質問したりもメタバースでできます。
最終的には、バーチャル環境で経済・教育・行政・税務・コミュニケーションなどあらゆる分野のサービスを提供する構想です。

コンセプトは、「自由に創造的に表現し、コミュニケーションする空間」と「身体・年齢・環境などにかかわらず活動できる世界」で、その一環として「メタバース基盤心理相談モデル事業」も行われます。
従来、青少年の心理情緒の危機支援を行う際、対面のカウンセリングは抵抗がある、でも電話やチャットでは感情の機微が伝わらないという問題がありました。
メタバースソウルはリアルタイムに表情を認識して反映できるアバターを活用しており、非対面での相談がやりやすい環境になっています。
アバター活用の好例になるかも知れませんね。

このメタバース仮想現実(VR)装備なしで使用でき、アプリはGoogle Play(グーグルプレイ)やApp Store(アップストア/Apple)からダウンロードできます。

韓国ソウル市、「メタバース・ソウル」プロジェクト開始を発表
韓国のソウル市は16日、行政サービスなどを提供する仮想空間「メタバース・ソウル(Metaverse Seoul)」プロジェクトの開始を発表した。...



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