ビットコインの価値から考える、現代生活の「今そこにある危機」

ビットコインはただの電子データだから、バブルが崩壊し電子データのゴミになるという話も聞いたりします。
ビットコインの動きが大きく下がった時にそんな話を聞くと不安になりますよね。
でも、果たして本当にそうなのですかね。

 

通貨とは何か
本来、通貨は国や政府が信用を担保し、中央銀行が通貨の量をコントロールしています。
私達はその国、政府の作った信用があるから、お金としてものを買ったりして取引に使っています。

少し前にあったギリシャ破綻の時、私たちが経験したのは自分の資産であっても簡単に引き出せないように、国が預金封鎖をしているショッキングな事実でした。
また、戦後間もない時には、政府がデノミによって通貨の単位が変えることで、財産の価値が変わり接収されたりもしましたね。
私たちは普段、意識させられてないですが、国や政府の思惑で翻弄されるリスクが今までの通貨にはありました。

リーマンショックの時のことですが、政府はリーマンショックの破綻の原因である銀行の破綻のツケを、何の関係もない国民が税金で支払うことになったようです。
サトシナカモト氏はブロックチェーン技術を発表する最初のメッセージに『リーマンショックの原因であるサブプライムローンを、誘発した銀行を政府が2度目の救済をする』というものでした。

 

ビットコインとは何か
ブロックチェーンを実装したビットコインは、政府にコントロールされることもなく、政府のような第3者による担保がなくても価値や交換ができる革新的な技術だと言えそうですね。

ブロックチェーン技術を使うとビットコインだけではなく、個人情報を1つの企業に提供しないでも可能なSNSや、Airbnbのようなシェアリングエコノミーの民主化など多くのところで非中央集権的で民主的で革新的なシステムが構築可能となりそうですね。

 

当研究室でもブロックチェーンを利用した新しいソリューションアイデアを研究したりしています。
皆さんも考えてみると、ICOで資金調達した方がいいようなすばらしいアイデアが出てくるかもしれませんね。
その時はICO研究室に相談してください(笑)

私達の社会は今まさに新しい時代に巡りあえているように思います。
誰かに中央集権的に管理されない超民主的な社会が、目の前にやってきているのでしょうね。

 

https://coinchoice.net/crypto_btc_crisis/