トヨタがブロックチェーン活用を実サービスレベルに強化

トヨタ自動車トヨタファイナンシャルサービスが、ブロックチェーンの活用を本格化します。

2019年4月からトヨタグループ横断組織「トヨタブロックチェーン・ラボ」が進めている実証実験は、グループ内外からの積極的な参加によって、車両とユーザーに関して既に5つが実施済みです。

中古車販売では、走行や整備の記録、所有権をブロックチェーンに書き込むことで、現状判断を高精度化し、所有者を変更する際の煩雑な手続きや仲介者が不要となることが実証されています。
共通IDでは、本人確認、契約、個人情報、ポイント管理などのデータをブロックチェーン上に書き込んでユーザー自身が管理することで、個人情報をサービス事業者に登録せずに、よりパーソナライズされたサービスを受けられることが実証されています。

今後はサプライチェーンと価値のデジタル化に関して実証を進めていき、実サービスに近いレベルでの実験も2020年度中に開始されます。

課題は、「怪しい壺を売られているように思われないようにすること」だそうです。
トヨタをもってしても、ブロックチェーン技術のイメージは、未だ「怪しい壺」なのですね……。

トヨタ、ブロックチェーン活用を強化--2020年度中に実サービスレベルの実証実験目指す

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