TokenSkyTokyo 2018〜1日目(講演):新規技術を活かすために何が必要なのか??

TokenSkyTokyo 2018の1日目に行って来ました。

メインステージでは有名な方々がブロックチェーン技術の将来性について述べられていました。

しかし、新しく出て来た分野というのはいつも叩かれるというのはつきもの。特に仮想通貨で資金調達を行うICOInitial Coin Offering)というのは日本では厳しい風が吹いている領域です。そこで今回は「新規技術を活かすために何が必要なのか??」についてイベントの内容を踏まえて述べていきます。

 

今現在の日本のICOに対する厳しい風

日本ではICOを行うことが厳しい状況にあり、ほとんどの事業者はICOを認めてもらって国内で行うことはできないくらいハードルは高い。これでは正直ICOの意味がない状況になっている。日本のICOを行いたいと考えている業者が嘆くのもわかる。

禁止されていてもなおICOを行う中国勢

しかし、規制などを理由にやめてしまうのは、そもそもそれだけの意思がないということが中国勢をみればわかる。ブロックチェーンの特許数はアメリカと中国で8割以上を超えており、その中で中国の割合は48%の状況。ICOを行う会社のほとんどはブロックチェーン技術に関する事業を行なっている。そして彼らは禁止されていない、香港、シンガポールにて行っているのである。できるところに行ってやればいい。それが彼らの考えである。今回のイベントの出店もほとんどが中国の企業であった。彼らの行動力と勢いには圧倒された。自分の国で広めてから世界に出るのではなく、初めから世界に挑むということが必要である。

新規技術を活かすため

「規制」とういうのは新しいものには民泊もそうであるがつきものである。しかし、そこで終わってしまうような新規技術は大したことないのであろう。そこを乗り越えて、認められるものにすればいい。ビジネスを行う環境は国内だけではない。このインターネットが当たり前になった時代ならなおさら世界に向けたほうが、対象の領域は多くなる。この状況を乗り越えてこそのイノベーションではないであろうか。

 

[caption id="attachment_4102" align="alignnone" width="169"] メインステージでの登壇の様子[/caption]

[caption id="attachment_4103" align="alignnone" width="300"] 各ブースの様子[/caption]

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