HTCブロックチェーンスマホ「Exodus1」発売とその可能性

7月に香港で行われたRISEカンファレンスでも、発売日でさえ今年のQ3という曖昧な発表で、とても具体的とは言えず、本当に発売されるんだろうか?と、不安の声もありましたが発売されました(^0^)

「Exodus1」のスペックは、現行機種である「HTC U12+」と同じで、「HTC U12+」はサクサク動く優等生との評判だったので、「Exodus1」については期待できるでしょう。

ちなみに11月発売予定のブロックチェーンOSが載ったSirin Labの「FINNEY」も同等のスペックとなります。

注目したいのは、「Exodus1」はブロックチェーンノードを持っていることです。

これは搭載されているウォレット「Zion Wallet」が、OSが持つネットワークとは別の場所に搭載されているため、インターネットの影響を受けないネットワークを持つことが出来、「Exodus1」をハードウェアウォレットとして利用することができます。

ハードウェアウォレットは暗号通貨や秘密鍵を安全に保存できますので、仮想通貨取引所にあるウォレットよりはるかに安全だと言えます。

また、ブロックチェーンノードを持っているということは、「Exodus1」自体がブロックチェーン(分散台帳)を支える機器であります。

どのような感じで動作するのか、実際に見てみたいですね。

 

「Zion Wallet」の対応仮想通貨はビットコインライトコインイーサリアムとなります。

ライトコインを採用したことで、ライトニングネットワークを使ったマイクロペイメントが現実味を増してきますし、ペイメントチャンネル*を利用し、個人間の安全な取引も可能となります。

「Exodus1」の売れ行き次第では、ライトニングネットワークやライトコインが注目を浴びるようになりそうですね。

また、イーサリアムにも対応しているため、スマートコントラクトを使用したDAppsをも扱いやすい環境と言えます。

今後、DAppsアプリが数多くリリースが予測されますが、「Exodus1」マイニング端末として使うようなDAppsアプリも登場することでしょう。

GooglePlayならぬ、DAppsアプリの総合サイトDAppsPlayのようなビジネス展開も可能となります。

 

こうやって書いていて、どんどん欲しくなってしまいます(^0^;;
早く日本でも発売してほしいです。

 

「仮想通貨が入ったスマホを失くしてたら、どうするの?」と思われる方もいるかと思いますが、「Exodus1」では、事前に他の端末にダウンロードしてあるキー管理アプリによりリカバリできる機能を搭載しています。

 

11月に発売するSirin Labの「FINNEY」にするか「Exodus1」にするか迷ってしまいますね。

価格的には約2万円くらい「FINNEY」の方が安いのですが、「FINNEY」はイーサリアムベースとカルダノのようですので、「Exodus1」のライトコイン対応は魅力的ですね。

(*このあたりの技術的な詳細に関しましては、近日中に技術研究員から記事する予定です。)

 

https://japan.cnet.com/article/35127467/

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