10月19日に行われたLivestream上の会議で延期されていた、コンスタンチノープルが来年1月14日前後に、ハードフォークが行われることが決定しました。
コンスタンティノープルはイーサリアムにとって、非常に重要なハードフォークと言われて、脅威となっているEOSやZiliqaなどのパフォーマンスを誇る他のプロジェクトに、対抗するためのアップデートです。
コンスタンティノープル自体は、イーサリアムが予定している4つのアップデートのうち、3つめのアップデートである『メトロポリス』のビザンチウムの前半部分(2017年9月)に続く後半部分です。
その最も大きな変更部分が、PoWからPoSへのコンセンサスアルゴリズムの変更です。
これにより、イーサリアムはPoWマイニングから、キャスパーと呼ばれるPoSでのマイニングに変更されるのですが、ユニークなのは、他のステークプロトコルとは異なり、罰金の仕組みが入っていることです。
バリデーターが悪意のある行動として「問題ないと報告」すると、すぐに叱責され、掛け金を没収される機能が備わっています。
これにより、PoSが問題になるロングレンジ攻撃などに対応できるようにしています。
さて、PoSへの変更で、コンセンサスアルゴリズムで報酬を受けるには、32ETHをステークする必要があります。
PoSは多くのETHを保有しているユーザが、報酬として多くのETHを取得することができる仕組みなので、多くのイーサリアムを保有しようと、イーサリアムの価格に影響する可能性が出てきます。
ちなみに報酬は3ETHから2ETHへと下がる予定です。
https://jp.cointelegraph.com/news/ethereum-constantinople-hard-fork-to-come-in-mid-january-based-on-devs-new-agreement
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