仏教国タイで95歳の高僧が祈りをこめたNFTお守りが登場

仏教もデジタル化――?

仏教徒が多いタイではお守りの収集が人気で、著名な高僧が祈念したものだと数十万円の値段が付くこともあります。
首都バンコクにはお守り専用の市場もあります。
そんなタイで、NFT(非代替性トークン)お守りが作られました。

NFTお守りも、実際のお守りと同じように伝統的な儀式で作られています。
儀式では、弟子たちが祈りの言葉を唱え祭壇に花びらをまく中、高名な僧侶ルアン・プー・ヘーン師が自身の顔が刻まれたNFTお守りのレプリカに祈りを捧げました。
難しかったのは95歳のルアン・プー・ヘーン師にNFTを説明することで、簡素化して写真に祈るようなものだと伝えたそうです。

この方法で作られたお守りに難色を示す収集家もいるようですが、偽物のお守りが多く流通しているのを解決する方法の1つにはなるかも知れません。
「お守りは、手に取ることができるような物理的な何かが必要だ。
私は、首にかけられるお守りの方がいい。」
~お守り収集家のタクシー運転手

その気持ちも分かりますけどね。

仏教界もデジタル化 高僧祈念のNFTお守り登場 タイ
【8月22日 AFP】タイでこのほど、高僧が祈念した非代替性トークン(NFT)お守りが登場した。  人気のインターネットミーム(インターネットを通じて広がっていく文化・行動)やオリジナル作品など、NFTと呼ばれるデジタル資産の販売がここ数か月、アート界で話題となっている。主要競売会社で、数百万ドルで落札されたものもある。...



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