米空軍がブロックチェーンでボーイングの部品を追跡

アメリカ国防総省サプライチェーンブロックチェーンで管理するための調査研究が進んでいます。
ブロックチェーン企業SIMB Chain(シンバ・チェーン)による調査研究は第2フェーズに入り、新たに2年の調査期間と150万ドル(約1億6,000万円)の予算を獲得し、航空機製造会社ボーイングがパートナー企業として参画しました。

アメリカ空軍は、620億ドル(約6兆7,000億円)にのぼる部品を調達します。
これを管理して機能不全に陥る可能性があるポイントを予測・特定することが目的で、調査研究ではボーイング製の部品の追跡を行います。

軍では毎日、数千もの部品が数十もの国境を越えて動いています。
さらに、3Dプリンターの導入によって配備先で必要な物を手に入れることができるようになると、部品管理はますます複雑化します。
ブロックチェーンプラットフォームのような新興技術は、全ての参加者が信頼できるわけではないネットワークで、信頼性の高い情報を交換できる可能性を秘めている。」
アメリカ空軍ジェフリー・スレイトン

今後、AI(人工知能)や機械学習といった技術を軍が取り入れていくことは確実です。
そういった技術にとっても、信頼できるデータを得ることは前提条件となります。
「AIにデータを送る前に、信頼できるトランザクションの優れた基盤が必要だ。」
〜SIMB Chainジョエル・ナイディグCEO


米空軍、部品管理にブロックチェーン──BaaS企業に150万ドル、ボーイングはパートナー参画 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン
ブロックチェーン・アズ・ア・サービス(Blockchain-as-a-Service=BaaS)を展開する米シンバ・チェーン(SIMB Chain)は6月15日、国防総省サプライチェーンブロックチェーンで管理するための調査研究が第2フェーズに入ったと発表。...



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