なぜ相対取引(OTC)をする必要があるのか?その4つの理由

相対取引って、ご存知ですか?
仮想通貨の取引は、取引所を介して取引を行うのが一般的で、仮想通貨を買ったり売ったりするには、仮想通貨取引所でしか出来ないと思っている人もいるくらいです。
相対取引とは取引所を通さずに、売り手と買い手が1対1で取引を行う取引で、会う・電話・メール・掲示板・SNSなどで行われているようです。

相対取引が必要な4つの理由
・相場の影響を受けにくく与えにくい
・スプレッドがかからない
仮想通貨取引所のセキュリティ不安
・国や地域の規制

相場の影響を受けにくく与えにくい
相対取引であれば現在の相場は余り関係なく、互いの了承さえあれば1BTC=50万円であっても1BTC=100万円であっても取引は成立します。
相場取引で売り市場だったビットコイン相場でも、相対取引では買い注文が多い傾向にあったりします。

スプレッドがかからない
仮想通貨取引所の利益は、行われた取引に上乗せするスプレッドによって生み出されます。
しかし相対取引であれば、取引所を介さないためスプレッドを支払う必要はありません。

仮想通貨取引所のセキュリティ不安
コインチェックNEMの流出以降も世界各地で取引所のハッキング事件は絶えません。
自らの保管していた現金や仮想通貨が直接被害を受けなくとも、出金停止などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
相対取引仮想通貨取引所を介さないため、このようなトラブルが起こることはありえません。

国や地域の規制
中国のように、国や地域によっては仮想通貨の取引を禁止しているところもあり、国内の取引所が閉鎖されたところは、マイニングなどで保有している資金は、自ずと相対取引に向かうようになります。

取引所による取引、相対取引の互いの特徴を知った上で、状況に応じて使い分けることができるようになるといいですね。

 

https://cryptocurrency-sat.com/beginner/what-is-otc/

『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。
https://www.ico-japan.com/