ブロックチェーン市場は年率73.2%で拡大--サプライチェーン導入が鍵に

世界のロックチェーン市場は、2022年まで年平均成長率73.2%で、2018年の支出額は15億ドル(約1,669億円)で、4年後の2022年には117億ドル(約1.3兆円)の市場になると予測されています。

ブロックチェーン投資先としては、米国が36%でTOPで西欧、中国、アジア太平洋地域(日本と中国を除く)がこれに続きます。

国内のブロックチェーン市場を見てみますと、2018年が49億円で2022年には545億円となるようです。

AI市場の場合は、5月にIDC Japanが発表したレポートによると、2022年の市場規模は2947億5400万円との予測です。

あれ?ブロックチェーンはAI市場の1/5しかありません。

日本の場合、海外に比べてブロックチェーンの必要性の意識は低く、2018年の支出額は世界の2.9%、約48億円に留まるそうです。

ブロックチェーンもAIも、この4年間は大きく伸びる市場です。

こんな大きな市場が2つも2022年まで横たわっているのは、昭和の高度成長期以来のように思います。

そうなりますと開発する技術者不足の問題がありますね。

今までオフショア開発として見込めれたタイやベトナムなど東南アジアの技術者も、投資による自国のブロックチェーン開発が高まりますので、難しくなると予測できます。

そのため、AIにしてもブロックチェーンにしても国内の技術者育成が急務と言えます。

これらの統計からいえることは、日本は10人技術者がいたら、ブロックチェーン開発に3人、AI開発に7人みたいな感じなんだろうと思います。

ブロックチェーンはインフラ技術ですし、社会のルールを変えた革命とも言われています。

どのセクターでもいいので、日本が世界をリードしてもらいたいです。

日本が得意とする物流を活かしたサプライチェーンへの導入とかどうですかね。

そして、投資を呼び込み、ブロックチェーン技術を盛り上げて欲しいです。

 

https://japan.zdnet.com/article/35125138/

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