ゴーストタウンマイニングで復活なるか

マイナーの間でカナダは政治的にも安定し、かつ電力も安いので注目を集めているようです。


カナダの西海岸にあるオーシャンフォールズという町は20世紀の初めに、ブリティッシュコロンビア州で最大の製紙工場がありましたが、1970年に閉鎖してしまい現在の人口は100人を割りゴーストタウン化しています。


オーシャンフォールズには日本にもありそうな川をせき止めたダムがあり、工場に電力を送っていたダムに13メガワット(1.3万キロワット)ほどの発電が可能であります。


供給キャパが1.3キロワットであり、安い電力1キロワット4セント(約4.4円)のため、マイナーがオーシャンフォールズ・ブロックチェーンを設立し、格安の費用でかつての工場を借りデータセンターとしてマイニングを始めました。


ビットコインの暴落により、当初より目標していたマイニング収益とは程遠い結果となっているため、発熱した熱をサーモンの孵化に利用したり、多角化し収益が出るように模索しているようです。

「マイニング対象をビットコインにこだわらず収益の出やすい仮想通貨を、模索しながらマイニング出来る柔軟な方向性のほうが、利益は出やすくないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ASICボードで設備構成したみたいなので、それも難しそうですね。

マイニングにおける生産リスクは、気温と電気料金のバランスと言われています。

電気料金が水力発電を利用したただみたいな電気代でも、気温20度位ですとボードの故障率が高く、ボードの入れ替えコストを電気料金がヘッジすることになります。

逆に零下を下回るような極寒環境だと、ボードの故障率が下がるため、電力設備から供給のような特殊な環境でなくても、利益が出るようです。

オーシャンフォールズは天候も悪く、陸路では行けない極悪環境の地域です。

日本でもオーシャンフォールズのようなダムがあるところはあるのでしょうか?
日本の発電施設のダムがある地域でも、マイニングで過疎化を食い止め、復興する可能性が広がればいいですね。

 

https://www.adn.com/nation-world/2018/09/08/the-bitcoin-boom-reaches-a-canadian-ghost-town/

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