iWatchなどのスマートウォッチの登場で、従来の機械式の腕時計のマーケットは急速に奪われています。
1718年創業のスイス時計メーカーは、新しい技術である仮想通貨を保管するウォレット機能を持った腕時計「クリプト・メカニカル・ウオッチ」を開発し、打開しようとしています。
予定販売価格は10万〜15万フラン(約1100万〜1700万円)で、仮想通貨でも購入できる形となります。
詳細は公表されていませんが、腕時計を装着していないときにはコールドウォレット状態、装着するとホットウォレットになり、取引が可能となるようです。
高価な機械式腕時計が新しい技術を取り込むツールとして、ウォレットはカテゴリー的に近く、悪い選択ではないと思いますが、近い将来、スマートウォッチもウォレット機能を持つようになると思われますので、それまでにこの付加価値を高められるかにかかっているといえるでしょう。
注目したいのは装着時と非装着時のコールドウォレットとホットウォレットの切り替え機能で、GPS条件でのコールドウォレット、ホットウォレットなど多彩なセキュリティ条件を付加することで、一般の人の管理が難しいと言われる秘密鍵の管理ハードルが低くなり、ウォレットの普及がすすみそうに思います。
https://www.swissinfo.ch/jpn/business/新旧技術の合体_スイスの老舗時計メーカー-仮想通貨のウオレット機能つき腕時計を開発/44673416
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