日通がブロックチェーンに1千億円を投じて輸送網を構築

日本通運が、最大1千億円を投じてブロックチェーンを利用した輸送網を構築します。
完成は2021年で、医薬品を皮切りにブランド品などへの応用も検討しています。

きっかけは2018年末に厚生労働省が発表した「医薬品の適正流通(GDP)ガイドライン」です。
これは医薬品の流通過程や品質の管理、偽造医薬品対策を目的とした流通基準で、C型肝炎治療薬の偽造品が国内で出回ったことや、国際的に認知されていない基準を採用していたことなどが背景にあります。
輸送・保管エリアの温度管理やモニタリング、温度逸脱リスクへの対応、出荷までのデータ履歴の作成・保存といったガイドラインの要件を満たすために、ブロックチェーン技術が選ばれました。

ブロックチェーンも、大企業が本業に取り入れてビジネスの効率化に使う段階に入ってきたようです。

医薬品の流通網にブロックチェーン 日通、2021年を目処

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