世界的に金が不足しステーブルコインにも影響か

新型肺炎の感染拡大による需要の急増が原因で、世界的に現物の金(ゴールド)が不足しています。

株価が急落した際、仮想通貨と共に金の価格も下がっていましたが、アメリ連邦準備制度理事会FRB)が量的緩和を当面、無制限としたことなどを受けて上昇に転じました。
2008年のリーマンショックの時にも金の価格は20%下落しましたが、FRBが経済支援策を発表した後にいち早く回復し、安全資産だという見方が強まりました。
今回も同様の動きを見せています。

安全資産として金を買う動きが高まってきた一方で、大規模な精製所が新型肺炎の影響で閉鎖を強いられていることも供給不足の一因です。
テザーゴールド(XAUT)やPAXゴールド(PAXG)といった、金に裏付けられるステーブルコインの新規発行にも影響すると考えられます。

人類がこれまで採掘してきた金の総量は、競泳用プール3.8杯分です。
5千年間、採掘を続けていても、たったこれだけなのですね。

現物ゴールド、世界的に供給不足へ コロナ拡大で投資家の需要が急増
新型コロナウイルスの感染拡大によるサプライチェーンの停滞と需要の急増が原因で、世界的に現物のゴールド(金)が不足していることが分かった。...



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