バーチャル株主総会の議決権行使はブロックチェーン上で

今年2020年の株主総会は、オンラインでの実施が増加しています。
しかし実施のハードルは低くありません。
対面開催と同様に、質問と議決権行使の手段を用意しなければならないからです。

仮想通貨取引所bitFlyerビットフライヤー)の持株会社bitFlyerホールディングスは、株主総会ブロックチェーン技術を使ったアプリ「bVote」を用いた議決権行使を行いました。
株主はZoomを通じて参加し、投票をbVoteで行いました。

bVoteは、マイナンバーカードをスマホで読み込んで暗証番号を入力することで、氏名などの情報を取得します。
投票はブロックチェーンに暗号化して記録されます。
投票結果を書き込むのはプライベート・ブロックチェーンですが、外部から閲覧できるようにも設定できるため、株主と会社側の利害が対立する場合にも会社側が集計結果を操作することはできません。
また、投票から集計までをすぐに行えるのも強みです。

他社の株主総会でも利用できるよう、今後は外販も検討されています。
将来的には株主総会のみではなく、さまざまな会議や選挙などへの適用も見据えています。

多くの人員と時間を費やして長々と行われている選挙の開票作業も、一瞬で終わるようになるのでしょうかね。

議決権行使にブロックチェーンを使う2つの理由 bitFlyerが株主総会で利用

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