仮想通貨が規制される理由をサブプライムローンで考えてみた

また、SEC(アメリカ証券取引委員会)の話題――?

仮想通貨への規制を強化しようとする各国の規制当局の動きをニュースで取り上げる頻度が、上がったような気がします。
5年前の1兆8,000億円から260兆円にまで急拡大したことが仮想通貨が目を引く要因なのでしょうけど、それでも2京8,000兆円のグローバル金融システムに比べれば小さな割合に過ぎません。
過大に警戒されているとも思えるのですが――。

2008年に世界金融危機を引き起こしたサブプライムローン市場の直前の評価は、130兆円でした。
この時は、比較的小さなマーケットで起きた価格崩壊の影響が増幅され、回復力に欠けた金融システムに反響して巨大かつ持続的な経済的ダメージを引き起こしました。
つまり、金額の大きさよりも仮想通貨が従来の金融システムとつながり始めていることが警戒される理由なんですね。
システミックリスク(機能不全が金融システム全体に波及するリスク)が急速に拡大する可能性がある――そう考えられるようになったというわけです。

サブプライムローンの2倍の市場規模まで成長した仮想通貨は、もはや世界各国が無視できる存在ではありません!

暗号資産は2008年のサブプライムローンの2倍に:英中央銀行 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
5年前はわずか160億ドル(約1兆8000億円)だった暗号資産(仮想通貨)は、今では約2兆3000億ドル(約260兆円)にまで急拡大しており、グローバル金融システムに システミック・リスク をもたらす可能性があると、イングランド銀行中央銀行)は13日に述べた。...



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