仮想通貨を自己管理するハードウェアウォレット売上急増

ハードウェアウォレットの売上高が急増しています。

ハードウェアベースのウォレットはコールドウォレットと呼ばれ、仮想通貨を保管するためのウォレットのうち、インターネットと完全に切り離されたものを指します。
ネットを介したハッキング攻撃を物理的に遮断できるメリットがありますが、管理する手間やリスクは全て持ち主に掛かります。
そのため、仮想通貨投資の初心者や莫大な資金を扱う機関投資家の多くが、セキュリティや利便性を鑑みて取引サービスプロバイダーに預託するわけですが、取引所FTXの破綻があったことで、自身で資産を保管する手段への関心が高まっているようですね。

ビットコイン(BTC)保有者には「Not your keys, not your coins(秘密鍵を持っていないなら、ビットコインの所有権はない)」という格言があります。
これは、2014年に取引所マウントゴックスが破綻した際に生まれた教訓です。
今回の出来事で8年前まで仮想通貨が後退することにはならないと思いますが、分散化の重要性に立ち戻って利便性とのバランスをもう1度見直す契機にはなりそうですね。

自己管理型のハードウェアウォレット、週間売上高が過去最高に
CoinPostで今最も読まれています 大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXの破綻により、自身で資産を保管する手段への需要が高まっているようだ。前週末にかけて、Ledger社やTrezor社が製造するハードウェアウォレットの週間売上高が大幅に急増したという。...



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