イルカも復活?マイクロソフトがChatGPTに1兆円出資

イルカのカイル君を覚えていますか――?

Microsoft(マイクロソフト)のビジネス用アプリといえば「Office」ですが、「Office 97」や「Office 2000」の頃は画面右下に「Officeアシスタント」が表示されていました。
操作に困った際に質問へ答えたりユーザの操作に関連する機能を紹介したりしてくれる、従来の堅苦しいものとは違う画期的なヘルプ機能でした――が。
的確な答えを返してくれることはごく稀で、専ら邪魔者扱いされていました。
「質問を入力し、検索してください。」
「お前を消す方法」

そのMicrosoftは、現在、アメリカの上限付き営利企業OpenAIに1兆3,000万円を出資する交渉を進めてます。
昨年(2022年)11月にOpenAIがリリースした対話型のAI言語モデル「ChatGPT」は、1週間足らずで利用者数が100万人を超えるほどの注目を集めました。
その影響で、AI(人工知能)関連の仮想通貨も1ヵ月間で50%以上も値上りしています。

OfficeやMicrosoft検索エンジン「Bing」に組み込む計画があると、海外メディアで報じられています。
実現すれば、正確なキーワードを思い出せなくても断片的な質問からでも必要な情報を検索できるようになり、Google一強の検索エンジン市場が変革期を迎えると予測する人も多くいます。

そうなると、賢くなったカイル君と再会できるかも知れませんね。

マイクロソフト、「ChatGPT」開発のOpenAIに1.3兆円を出資か
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