医療ベンチャーのNAM、ICOで100億円の資金調達へ--AIを使った次世代診療とは[:]

[:ja]研究室で今、話題になっているICOをご紹介します。
NAMは、現在の医療について(1)患者の治療結果をフォローできていない、(2)電子カルテが50%も普及していない、(3)新薬/新検査の承認が世界に4年遅れている──の3つの問題があるとし、それを2020年向けて解決していきたいと説明する。

確かに今の医療は高血圧などの、根気のいる慢性疾患に対する治療継続のフォローや、カルテの共有出来ていないため、通院先を変わると同じ検査を何度しなければいけなかったり、新薬の認可が他国に比べて遅いなどがありますね。

それらを解決するためにNAMは、下記の4つの医療業界向けAIサービスの研究開発するため、ICOによるNAMコインを発行するようです。

・AIを利用した問診ボット「ドクターQ」(2018年1月開始)
機械学習を利用した重症化予測モデル「NAMインスペクション」(2018年3月開始)
・ゲノム検査からAIが推薦する健康食品「NAMヘルス」(2018年5月開始)
・深層学習とブロックチェーンを使った次世代カルテシステム「NAMカルテ」(2019年1月開始予定)

素晴らしいアイディアですね。
問診ボットはどこかでもう実現していたと思いますので早いのでしょうね。

また、このNAMコインはデジタル権利証となり、上記の同社が開発した製品の購入や医療サービスの利用にも、使用できるようです。
NAMコインのクラウドセールは、2017年12月24日からWebサイトで発行数の半分、600億NAMコインを販売するみたいです。

医療現場は既得権益が強い業界だと、聞いたことがあります。

ICOによる資金調達やブロックチェーン技術によるテクノロジーは、医療業界を大きく変えるかもしれませんね。

取材してみたいです。

 

https://japan.cnet.com/article/35111075/[:]