モナコインのブロックチェーン、攻撃受け「巻き戻し」 国内取引所も警戒

モナコインはPoWという承認方法でマイニングしていますが、悪意のあるマイナーが生成したブロックを隠して持っていてあとで公開することで、隠し持っている間に他の人がマイニングして生成したブロックを無効にする攻撃です。

この攻撃は以前から指摘されていましたが、他の攻撃のように他人のコインや他人の計算能力を横取りするような攻撃ではなく、他の人の邪魔をする攻撃なのと、攻撃を行なうには計算能力が高いマイナーではないと出来ないこともあり、メリットが少ない攻撃のため見過ごされていました。

この攻撃は「Block Withholding Attack」や「Selfish Mining」と呼ばれる攻撃なのですが、モナコインだけで起こる問題ではなく、PoWでマイニングしているすべての仮想通貨で起こる可能性がある攻撃で、ビットコインのようなドミナンス(支配率)の高い仮想通貨は取引量も多いので、もし起こってしまった場合の影響力はモナコインの比ではないように思います。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/18/news071.html

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