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仮想通貨取引所も資金の送金や調達に銀行などを利用します。
しかしサービスに制限は多く、仮想通貨関連企業にはサービスを提供しない銀行も多数あります。
どうすれば、この状況を変えることができるのでしょうか。
――いっそ、取引所が銀行も設立してしまえば?

アメリカの老舗仮想通貨取引所クラーケンは、ワイオミング州に銀行「Kraken Financial(クラーケンフィナンシャル)」を開設します。
デジタル資産のカストディや信託サービスを提供する、アメリカ初の銀行の誕生です。

銀行設立の狙いは、デジタル資産と法定通貨の円滑な取引を可能にすることです。
顧客は既存の銀行を利用するのと同じように利用できますが、Kraken Financialの口座には、米ドルだけでなく仮想通貨も入出金できます。
仮想通貨での請求書支払い、仮想通貨での給料受け取り、デジタル資産の投資ポートフォーリオへの組み込みなども可能になります。

ワイオミング州の公認銀行ステータスを受ける予定であるため、他の州での運営もコンプライアンス上、簡易化されます。

一方、本業の仮想通貨取引所にも動きがあります。
クラーケンは、かつて日本国内でも売買取引を行っていましたが、規制が厳しくなった2018年6月に一旦、撤退していました。
それから2年間、規制プロセスと産業全体のグローバルな成長をしっかりと掴んだ上で、今年(2020年)9月、クラーケンの日本法人「Payward Asia株式会社」が、資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者としての登録を完了しました。
デジタル資産取引市場のパイオニアにして最もセキュリティの高い取引所といわれるクラーケン、満を持して日本に再上陸です。

仮想通貨業界初の「銀行」設立へ クラーケンが発表

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