大航海時代の再来?マスターカードが中銀デジタル通貨に対応

デジタル人民元の実証実験が度々行われ日本でも実証を開始するなど、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実現が近付いてきた――?

実は、影響力が低くあまり注目されないものの、カリブ海の小国バハマでは2020年10月に中銀デジタル通貨「サンドドル」が既に実用化されています。

大手金融会社マスターカード(Mastercard)が、このバハマのサンドドルに対応したプリペイドカードを発表しました。
サンドドルでチャージして通常のバハマドルに換金することや、世界中のマスターカード対応店舗で利用することが可能になります。
これは法定通貨決済の利便性が増しますね!

中銀デジタル通貨と既存金融インフラの共存と対応において、マスターカードは最も多くの特許を保有している企業です。
サンドドルを実証の場として、将来的にデジタル円やデジタル米ドルでも同じことを目指すのでしょうね。
……もちろん、デジタル円やデジタル米ドルが実用化されるならですが。

500年前の大航海時代コロンブスバハマのサン・サルバドル島に到達したことから世界の歴史は大きく動きました。
デジタル化の時代においても、バハマが同じ役割を果たすようです。

マスターカード、中銀デジタル通貨対応のプリペイドカードを発表 バハマで実利用へ

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