アメリカ下院議会のジョークから新たな仮想通貨が誕生

ハエを飲み込んだおばあさんが捕まえようとクモを飲み、そのクモを捕まえようと鳥を飲み、その鳥を捕まえようと猫を飲み……

アメリカの古い童歌が、アメリカ議会下院金融サービス委員会で持ち出されました。
仮想通貨の世界では、新しいコインが次々に生まれ続けていることを牽制し、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ドージコイン(DOGE)、次にはハムスターコイン、コブラコイン、マングースコインと置き換わっていくだろうという発言でした。

ハムスターコイン以降は冗談めかして架空のコインを並べた――はずだったのですが、議会の2日後にはマングースコイン(MONG)が誕生しました。
牽制する発言から新たな仮想通貨が生まれるとは、中央集権に対する反骨心が仮想通貨界には今も健在ですね。

なお、発言にあったハムスターコイン(HAM)は既に存在しており、公聴会の後に取引高が7倍になりました。
「20年後でもビットコインがハムスターコインよりも価値があると確信が持てない場合、どうしてビットコインに大金を支払うことができるのか。」
公聴会で発言したシャーマン議員

でも、20年後にハムスターやマングースビットコインを捕まえていても面白いと思いますよ。

新たなミームコイン「マングースコイン」が出現、米下院議員のジョーク発言が本物に
米議会下院のブラッド・シャーマン議員は、今週水曜に開かれた仮想通貨を巡る公聴会で、「マングースコイン」という架空のコインに冗談めかして言及したが、金曜日にはそれが出現してしまった。...



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