サムスン200万本植樹、持続可能性の裏方にも持続可能性

韓国の総合電機企業サムスン電子が、今月から3ヵ月間でマダガスカルマングローブ200万本を植樹します。
でも、注目するのはサムスンではなく、サムスンから植樹を請け負う側です。

イメージの向上のために、多くの企業がサステナビリティ(持続可能性)への貢献をアピールするようになりましたが、自分たちが支援したプロジェクトの成果が誇張されていた場合は逆効果になってしまいます。
気候変動対策への投資の1/3が、そうした懸念によって遠ざけられているという研究もあります。

植樹を行うのは、多くの植林プログラムを行ってきたカナダのアパレル企業tentreeです。
成果は確かか――木が実際に植えられたか、その木が数年後も成長しているか、他の人に売られていないかを確認するために、植樹者たちがスマートフォンを通じて作業の最新情報を送信したものをブロックチェーン上で管理するVeritreeというシステムを構築しました。
これまでは毎年数千万円を費やして監査人が上空から現地を確認しており、金銭的にも環境的にも問題ありだったわけです。

サステナブルを請け負う側にもサステナブルは必要ですよね。

サムスン、マダガスカルで200万本を植樹へ--ブロックチェーンで作業を追跡
サムスンが米国時間1月3日、新技術の力を借りて新たな持続可能性プロジェクトを推進し、今後3カ月間でマダガスカルマングローブ200万本を植樹すると発表した。Veritreeという企業との提携を通じ、植樹の進展状況を追跡するという。...



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