ソニーがバナナをゲームコントローラーにする技術で特許出願

テレビゲーム用のコントローラーは、一般的な物以外にも手回しハンドル、拳銃型、ペン型、手袋型などがありますが――
ソニーグループのソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、バナナをコントローラーとして利用可能にする技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願しました。

ユーザーが手に持った物体をコントローラーとして利用するための技術で、カメラなどで画像データを取得して輪郭情報を得ます。
物体の向きの変化を操作情報として取り扱えるほか、指の位置や動きなども認識して実際には存在しない仮想的なボタンを押す、といった制御も可能です。

欧州特許庁EPO)の報告書によると、2020年の日本企業の特許出願数1位はソニーで、世界でも8位です。
(世界1位はサムスン電子、2位はファーウェイテクノロジーズ)
ソニーブロックチェーン関連でも、仮想通貨やNFTなど使ってeスポーツにベッティング(賭け)をするプラットフォームの特許をアメリカで出願しています。

新型コロナウィルスの影響で運輸・機械技術の特許出願数が減少した反面、デジタルコミュニケーション・コンピューター・医療技術などでは増加しています。
今後も知的財産の旗手は、ソニーのような電機・電子技術を持つ企業になりそうですね。

ソニー、バナナをゲーム用コントローラーとして使う技術--特許を出願

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