NFT電子市場OpenSeaにヴァンパイア攻撃が次々と

ミッション:世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)にとって最も強力なライバルになること――
そんなマーケットプレイスが相次いで登場しました。

先々月(2022年1月)に正式稼働したLooksRare(ルックスレアー)、先月に本格的なサービスを開始したX2Y2、いずれも手段はヴァンパイア攻撃です。
既存プロジェクトよりも高い金利や優れたインセンティブの提供によって、ユーザー・流動性・取引量を奪い取る行為で、OpenSeaユーザーにトークンをエアドロップするという形で仕掛けられています。

ライバル登場でNFT市場も分散化が進めばよいのですが、1月にNFT業界全体で記録された取引額上位100件(2,600億円分)に関与したのはLooksRareで取引するたった16のウォレットでした。
LooksRareでNFTを売買するとプラットフォームトークンLOOKSを受け取れるシステムによりウォッシュトレード(仮想売買)が行われたことに起因するようです。
後発のX2Y2にとってはLooksRareもライバルであり、報酬の分配をステーキングに限定することでウォッシュトレードが行われないことで差別化が図られています。

OpenSeaはプラットフォームトークン自体が発行されてませんが、世界最大市場というのは何より強力ですね。
2つのヴァンパイアがそれを噛み破るのか、それとも更に後続が現れるのか、注目してます。

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