グーグルもイーサリアムのノード運用サービスを提供開始

Google(グーグル)がクラウドイーサリアムノードサービスを提供することを発表しました。

イーサリアムにおけるノードとは、ネットワークで取引を処理するコンピュータです。
新サービス「Google Cloud Blockchain Node Engine」は、Googleがノードの状況を監視して必要に応じて再起動などを行ってくれる――つまり、使う人のノード運用の手間を最小化できるフルマネージ型ノードホスティングサービスとなります。
お手軽ですね。

ethernodes.orgによると、イーサリアムのノードの60%以上がクラウドサービスを使っており、そのうち53%がAWS(アマゾンウェブサービス)です。
分散化が利点のはずのブロックチェーンですが、現実には一部のクラウドサービスに集中して運用されているのですね。
特に、イーサリアムはコンセンサスアルゴリズムがPoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)に移行しましたので、これも中央集権化に進んでしまう原因になるのではないかと懸念されています。
「スタックが分散化されていないなら、イーサリアムは分散化し得ない……」
〜Web3インフラプラットフォームW3bCloud マギー・ラブ取締役

Googleの参加によって、更に集中が進むのでしょうか?それとも緩和されるのでしょうか?
今後どうなるかに注目しています。

Google、イーサリアムノード運用サービスをクラウドで提供へ | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
Google(グーグル)は10月27日、イーサリアムプロジェクト向けのクラウドベースのノードサービスの提供を開始すると発表した。 「Google Cloud Blockchain Node Engine」は「ノード運用の手間を最小化できるフルマネージ型ノードホスティングサービス」となるという。...



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