史上最大のアップグレードの実施日が決定、イーサリアム

大きな転換点――
仮想通貨イーサリアム(ETH)の大型アップグレード「The Merge(マージ)」の実施予定日が、今年(2022年)の9月19日に設定されました。

ネットワークを支えるコンセンサスアルゴリズムがPoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)へ移行し、ブロック生成を行うのがマイナーからバリデータに変更されます。
マイニングがなくなるため、仮想通貨懐疑論者の批判の的となっているエネルギー消費量の問題も大幅に解消されると見込まれています。
また、1日あたりの生成数が12,000ETHから1,280ETHへと激減するため、インフレ率は90%減少することになります。

イーサリアムの最初期に行われたクラウドセールは、ビットコインを利用した画期的な資金調達方法として大きな注目を集めました。
トークンセールはネットワーク立ち上げの1年前の2014年7月から9月に実施され、早期に購入するほど割安に入手できる仕組みでした。
そのため、売上は1BTCあたり2,000ETHを購入可能だった最初の2週間に集中し、平均購入額は3.65BTC=約7,000ETHでした。

当時15万円分のビットコインで購入できたイーサリアムは、現在、16億円の価値になっています!
たった8年で、これだけの価値を築いたわけですね。
(なお、当時15万円分のビットコインをそのまま持っていても、1,100万円の価値になっています。)

このアップグレードを完了してもイーサリアムの完成度は55%とのことで、更に4回のアップグレードが計画されています。
でも、今回が最大の山場であることは確かです――イーサリアムが今後も続くかどうかにとって。

史上最大のアップグレード迫るイーサリアム、画期的なトークンセールから始まった分散化の歴史
時価総額2位の暗号資産(仮想通貨) イーサリアム(ETH) は今年、大きな転換点を迎えようとしている。...



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