靴をトークン化するナイキの特許

アメリカのスポーツ用品メーカー・ナイキの厚底シューズが、陸上の長距離レースを席巻しています。
今年(2020年)のオリンピックでも活躍しそうです。

ナイキは2019年末に、イーサリウムのブロックチェーンで靴をトークン化する特許を取得しています。

人気のある靴は、コレクションの対象にもなっていて高額で取り引きされます。
そのため、偽物も多く出回っており、米国の税関だけで1億米ドルの偽造スニーカーが押収されています。
トークンにより所有権を取得でき、かつ製品の真正性が証明できれば、偽物の流通を防ぐことに繋がります。
消費者が所有権を取得することで店舗の在庫数も分かるため、生産数などの参考にもなります。

トークンの情報にはデザインも含まれているため、特許の中には、ブロックチェーンゲーム「CryptoKitties(クリプトキティ)」のようにデザイン同士のペアリングで子孫を残すゲームという利用アイデアもあります。
実際に利用されるかどうかは謎ですが……。

ナイキ、人気スニーカーをイーサリアムでトークン化する特許取得 〜偽物の流通防止やゲーム連携のアイデアを含む

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