金融取引を記録するIBMの「自己認識仮想通貨」

ブロックチェーン関連の技術で特許数を競っているフロントランナーが、アメリカのIBMと中国のアリババグループ(阿里巴巴/Alibaba)です。
このIBMが今年初めに取得した特許が、オフライン取引を記録できるように設計された「自己認識トークン」です。

トークンは、IBMの決済プラットフォーム上で取引が行われていない間の、決済場所・取引金額・保有者など、全てのトランザクションデータを記録するように設計されています。
企業は不正行為に使用されていないか確認でき、個人はどの段階でも破損・偽造されてないことを確認でき、規制当局は関係者の概要を把握して法令を施行するのに役立てます。

トランザクションで扱われた他の資産に対して自己の価値を測定して記録することで、他の仮想通貨や法定通貨を含む資産に対してトークンの価値をより適切に集計し定量化します。
……それって、逆にいえばトークンが他のさまざまな資産の価値交換の基準にもなるってことでは?

来年で創業110年目のIBMですが、どうやらもっと先を見据えているようです。

米IBM、金融取引を記録する「自己認識仮想通貨」の特許取得

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