EUが仮想通貨とステーブルコインの国際ルールを策定

欧州連合EU)が、仮想通貨・ステーブルコインを対象とした新たなルールを準備中です。

現在、EU規模ではセキュリティトークン以外の暗号資産は基本的に規制されていません。
一方、フランスやドイツ、イタリアなどでは独自ルールが施行されています。
この状態が「健全なデジタルアセット市場になる障害となっている」と、欧州委員会EUの政策執行機関)のドンブロウスキス副委員長は指摘しています。

年内に正式にリリースされる新たな体制では、現在規制されていないデジタルアセットの全てに対応します。
それぞれのアセットのリスクに応じて、柔軟に対応できるようになる予定です。
「今はEUがデジタル金融の国際的ルールメーカーとなる絶好なタイミングだ。
規制環境が整えられることで、欧州の企業は世界の舞台でも活躍できるようになる。」

日本でもステーブルコインを作ろうという動きはあるものの、法律が定まっていないことが障壁になっています。
27ヵ国が加盟するEUで統一ルールができれば、日本にとっても後押しになりそうですね。

欧州連合、仮想通貨・ステーブルコインの新規制体制を準備中
欧州連合EU)が現在、仮想通貨・ステーブルコインを対象とした新たな「全面的規制体制」を準備していることがわかった。 欧州委員会副委員長のヴァルディス・ドンブロウスキス氏が今週の講演で、EUがデジタル金融の主要ルールメーカーになるべきと主張。...



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