アマゾンの配送を最後の1マイルまでブロックチェーンで

アメリカ特許商標庁は、Amazon(アマゾン)が3年前に出願していた分散型台帳技術(DLT)に関する特許申請を承認しました。
ブロックチェーンを使って「デジタル信用をサプライチェーンの起点から最後の1マイルまでを網羅する」、つまり、商品の信頼性を証明するシステムです。

透明性、一貫性、完全性や安全性が欠けた継ぎ接ぎだらけのシステムやデータベースが増えているとAmazonは指摘しています。
Amazonは、昨年は自社の配送網で35億個の荷物を運び、今年も新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)の影響で急激な成長が見込まれています。
世界の物流を支えるほどに業務の規模が拡大した今となっては、従来の技術では自らの手足の先まで見ることが最早、難しいようです。
申請書類においても、分散型台帳技術を用いた新システムこそが最良の解決策であると繰り返し謳っています。

Amazonは、2010年に偽造品を検知し売買を防止する「プロジェクト・ゼロ」と呼ばれる取り組みを始め、数十億ドルを費やしたともいわれています。
分散型台帳技術も、この延長線上に見出したのかも知れません。

アマゾンがアメリカで特許取得──配達商品の"ラストワンマイル"までをブロックチェーンで | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン

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