IBMです。
しかし、年内にもアリババグループ(阿里巴巴/Alibaba)が首位になる見込みです。
フロントランナーとしての存在感を強めていますね。
でも、ブロックチェーンの発展にとっては、いいことなのでしょうか?
「ブロックチェーン特許の数を自慢するようなら、その国・企業・組織はブロックチェーンのことがわかっていないということだ。」
〜イーサリアム創設者 ヴィタリック・ブテリン
2020年上半期に、アリババはブロックチェーンに関連する特許をIBMの10倍以上申請していますが、両社にとどまらず特許申請は世界的に急増しています。
特許の多くはブロックチェーンに特化したスタートアップではなく、大手企業によって申請されています。
これは、ブロックチェーンのコミュニティにオープンソース文化が広がっていることと関係しているようです。
決済企業Squareは、暗号資産技術は未だ初期段階にあり、成功するためには一丸となって開発を行うことが重要だとして、基礎的な技術への特許を排除するよう求める非営利団体「COPA(Cryptocurrency Open Patent Alliance/暗号資産オープン特許同盟)」を立ち上げました。
会員は基礎的な技術の特許を共有ライブラリに解放し、他の会員が自由に使用できるようにします。
特許保有の有無にかかわらず、暗号資産にかかわる企業であればCOPAに参加することができます。
今後も、アリババが独自の特許でブロックチェーン技術を牽引していくのでしょうか。
それとも、共有ライブラリに解放された技術から、新たなものが生み出されるのでしょうか。
アリババといえば、開放の合言葉「開けゴマ」ですが……。
アリババ、世界最多のブロックチェーン特許を保有──IBMを追い抜く:調査報告 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン
アリババグループは2020年上半期、ブロックチェーンに関連する特許をライバルのIBMの10倍以上申請しており、同技術領域のフロントランナーとしてその存在力を強めている。知的財産コンサルティング会社のKISSPatentが9月17日に発表したレポートで明らかになった。...
『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。
https://www.ico-japan.com/』