広告をプログラムの掃き溜めから真実のタッチポイントへ

今回は、広告を見る側ではなく、出す側として考えてください。

――ウェブサイトに広告を掲載するのに、何社の企業が必要でしょうか?

ウェブ上の広告枠をリアルタイムで自動的に買い付けて配信するのが、プログラマティック広告です。
しかし、急速に拡大してきたため非効率的で非合理的なブラックボックスと化しており、1つの取引だけで仲介業者15社が間に入って広告費の3割を取っていくという状態です。
「プログラムの掃き溜めのようなものを使って、収益の30%を失う余裕はない。」
~MADNetworkプロジェクトリーダー ヘルフゴット

ふさわしくないメディアに掲載されることによるブランド毀損、自動プログラムで閲覧数を水増しするアドフラウドなども問題になっています。

この状況を変えるためにアドテク専門家たちが期待しているのが、ブロックチェーン技術です。
8月に発表された「MadNetwork(マッドネットワーク)」は、イーサリアムブロックチェーン上で運用される許可型レイヤーで、ブロックチェーンを変更不可能な記録システムとして使用します。
広告の仲介システムの機能を明確にするだけでなく、データプライバシー規制の時代にサプライチェーンに必要な情報を顧客の同意を得られた分だけ提供することも期待されています。
ブロックチェーンを、真実とのタッチポイントとして使用する。」

テストネット公開が9月、メインネット立ち上げが第4四半期……、開発は急ピッチで進んでいます。

デジタル広告の仕組みを変えるブロックチェーン──急ピッチで進める開発現場 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン

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