押収した仮想通貨をどうする?リトアニアの場合

犯罪捜査で押収した仮想通貨は、どのように売却するのでしょうか?

今年(2020年)2月にリトアニア国家税務監察局(STI)が押収した仮想通貨は、340ビットコイン(BTC)と360イーサ(ETH)と12,000モネロ(XMR)でした。
アメリ連邦保安官局などは、競売(オークション)で売却していますが、リトアニアは取引所で売却することを選びました。
技術パートナーを公開入札で選び、選ばれた仮想通貨スタートアップ企業Kaiserex(カイザーイーエックス)が大手仮想通貨取引所の店頭取引(OTC)デスクを通して売却しました。

押収された仮想通貨の引き取りから換金まで、全てのプロセスがリトアニアの税務管理者にとって初めての経験だったそうですが、最終的に国庫に追加納入された額は640万ユーロ(7億9,500万円)にもなりました!
仮想通貨が高騰していたため、とても実入りの多い売り物になりました。

リトアニアは、今後もこの体制で取り組みを続けていくようです。
予想以上の収入に味を占めた……というわけではないですよね?

犯罪捜査で押収した仮想通貨をどのように売却するか? リトアニアでは取引所が政府に協力

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