仮想通貨マイニング発熱でサスティナブルに

寒い日が続いていて、我が家も暖房代が心配です。
そんなこの冬に、マイニング機器の新たな用途を発見したマイナーがいます。

フランス山岳部に住むエンジニアは、コロナ禍で5人家族が外出を控えていたため光熱費の急騰を心配していました。
しかし、電気代は急増したもののガス暖房代は驚くほど減少しました。
マイニングに使用していたパソコンの影響です。
高性能なパソコンを使って自宅でマイニングを行っていたためで、その発熱量は暖房いらずになるほどだったのです!

アメリカのカリフォルニア州に住むマイナーは更に進んで、マイニング機器の熱を屋外にある鶏小屋を温めたり温室でトマトを栽培したりするのに利用しています。
「温室は24立方フィート(約80cm四方)の広さがあるため、仮想通貨マイニングのコンピューターから全ての熱を取り入れれば、40度上昇する。」

……すごいですね。

これだけの発熱量があるため、1年通じてのマイニング事業はGMOインターネットが行っているノルウェーをはじめ、カナダロシアアイスランドなどの寒冷地の場合が多いです。
なんといっても、冷却のための電気代が節約できますからね。

マイニングを国を挙げて促進していたイランですが、厳冬による電力需要の高まりで停電が頻発しており、原因になっているとして一転、仮想通貨マイナーが取り締まられています。
こういう地域こそ、マイニング機器熱の再利用をやってみるべきだと思いますよ。

ビットコイン採掘PCで暖を取る人たち 温室栽培も

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