報道データをオラクル活用しブロックチェーン発信、使い道は

大手通信社のAP通信は、分散型オラクルのChainlink(チェーンリンク/LINK)と提携して15,000以上の報道機関への選挙、経済、スポーツなどに関する発表をブロックチェーン上で自動化して提供しています。

報道は、正確な情報を伝えることが第一です。
改ざん耐性の高いブロックチェーンに記録することで、報道内容を後で秘密裏に書き換えたりすることができない堅牢なものにすることができます。

――でも、そもそもブロックチェーンに記録するデータが間違っていたら?
Chainlinkとの提携はそういったラクル問題を解決するためで、Chainlinkネットワークを構成する人々が検証を行って、正しい情報と判断されたもののみがAP通信の署名が施された上でブロックチェーンに記録されます。
検証に参加するインセンティブとして、正しい情報を正しいと判断したり誤った情報を誤りだと判断した人にはChainlinkの独自トークンLINKが付与され、逆の場合にはLINKが没収されるという仕組みです。

正確さが保証されたデータが提供されるなら、企業の四半期財務の発表をトリガーとして自動で取引したり、スポーツの結果から最新の選手のコンディション報告を行なったりと、さまざまなdApp(分散型アプリ)などを作れますよね。
Chainlinkのほぼ一強状態となっている分散型オラクルソリューションですが、データ活用が増えればもっと求められると思います。

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