NFT販売発表が炎上したセガはP2Eに二の足を踏む?

遊んで稼ぐことにスクウェア・エニックススクエニ)は前向き、セガは後ろ向き――?

遊んで稼ぐというのは、プレイトゥアーン(P2E)モデルのゲームのことです。
感動体験を創造し続けるコンテンツにつながるものであれば検討していくが、金もうけと思われてしまうなら展開を見送る――ゲーム会社セガサミーホールディングスのマネジメントミーティングで示された判断軸です。

セガが昨年(2021年)にNFT(非代替性トークン)デジタルコンテンツの販売を発表した際に、海外のファンからネガティブな反応が相次いだことを懸念しているようです。
P2EモデルのゲームでNFTを展開する場合には社外パートナーと組んで投資していく形も考えたいとも言っており、何とも慎重ですね。
スクエニが、ゲームを面白く成長させる可能性が広がると前向きな姿勢を示しているのとは対照的です。

とはいえ、くだんのNFTデジタルコンテンツの発表はスクエニによるNFTの販売に先駆けてのものでしたし、NFTについては今後もいろいろ実験していきたいとしています。
だったら――セガサミーは先月(2022年1月)にゲームセンター事業から完全撤退したところですから、この経営資源を活かして再挑戦して欲しいと思います。

セガ、「単純な金儲けだと思われたら」P2EのNFTを導入しない可能性
ゲーム会社セガ保有するセガサミーホールディングスは、ユーザーからの反応を見て、プレイ・トゥ・アーン(P2E)モデルのゲームにおけるノンファンジブル・トークン(NFT)を避ける可能性を示唆した。...



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