カナダ緊急事態法発令、仮想通貨も警察取り締まりの対象

緊急事態法で仮想通貨ウォレットの取引を停止――

カナダでは、国境を越えて移動するトラック運転手へのワクチン接種義務化に反対する抗議活動で、国境の橋や道路が封鎖され物流が滞るなどの影響が出ています。
トルドー首相はカナダで初めての緊急事態法を発動しました。

緊急事態法は車両の撤去など広い権限を警察などに与えるもので、経済的にデモ活動を支援する活動も含むため、従来金融機関は言うに及ばず、証券ディーラー・決済業者・クラウドファンディングなど、金融セクターの広い範囲が対象となっています。
これに、仮想通貨ウォレットも含まれています。

30以上のウォレットアドレスが取り締まりの対象になっており、ほとんどがビットコイン(BTC)アドレスですが、イーサリアム(ETH)・カルダノ(ADA)ライトコイン(LTC)のアドレスも少数存在します。
仮想通貨法制ではアメリカの先を行くカナダですが、こういった形で目にするのは複雑ですね。

法制では先を行っているのに、トラックを並べて道路を封鎖しているのを王立騎馬警察(カナダの警察)が取り締まると聞くと……前近代的な感じがします。

カナダデモ鎮圧、警察が特定の仮想通貨ウォレットの取引停止を要請

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