デジタル円の発行可否は2026年までに判断、日銀黒田総裁
「2026年までに判断できると思う。」
日本銀行の黒田総裁の中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行の可否についての見解です。
4年後に判断――それで大丈夫なのでしょうか?
中国のデジタル人民元(e-CNY)が国際標準化の主導権を握ることの脅威が語られています。
ただ、規格としてはともかく、決済手段として円に取って代わると思っている方は少ないのではないでしょうか。
デジタルではない円 vs デジタル人民元
では、将来的にデジタルドルが先に実用化した場合、デジタル円がなければ選ばれるのはどちらなのでしょうかね?
デジタルではない円 vs デジタルドル
先んじられたら強敵になるのは、むしろそちらなのではないか――ふと、そう思いました。
なお、デジタルユーロは最短で2026年に発行される見込みです。
「世界各国で真剣な検討が進む中で、発行しないということも大きな決断になってきている。
現状維持はあり得ない。」
……いや、ほんとにそう思いますよ。
日銀総裁「デジタル円の発行可否は2026年までに判断可能」
日本銀行の黒田東彦総裁は28日、同日開催された衆議院予算委員会において、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行の可否についての質問に「個人的には2026年までに判断できると思う」と回答した。...
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