コールドチェーン×ブロックチェーン、Wチェーンが物流刷新

相性がピッタリなことを中国語で完美融合といいます。
そんな相性のよい2つのチェーンの普及が、一気に進みそうです。

先進国では、食品物流の90%が低温のまま流通しています――これをコールドチェーンといいます。
一方、中国は普及率が極めて低く、北京の食品輸送の70%が常温のままです。
アイスクリームでさえも!

ところが、2020年6月に輸入魚をさばいたまな板からコロナウイルスが検出されたことから、状況が一変しました。
中国政府は「輸入コールドチェーン食品予防性全面消毒方案」を制定し、体制を強化しました。
これに伴って、ブロックチェーンを活用した食品トレーサビリティの追跡も実用段階になりつつあります。
なぜか――?
いくらコールドチェーンを実施しても、個々の企業のシステムでは透明性が低くサプライチェーン全体をカバーできているかが分からないからです。
ブロックチェーンを活用すれば全体の透明性を確保しデータ改ざんできない――そうした特性をコールドチェーン監視の切り札として活用するためです。

完美融合なチェーン2つが、中国の巨大な食品業界の前近代性を一気に刷新しますよ!

中国「輸入魚から新型ウイルス」でブロックチェーン+コールドチェーンに注目【Wチェーン】 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
2020年6月、北京の食品卸売市場で、輸入サーモンをさばいたまな板からコロナウイルスが検出された。スーパーの店頭からサーモンが消え、輸入が一時停止された。9月には山東省・青島市の輸入タラからも発見され、政府が全国24省で289万件の検査を行った結果、22件が陽性だった。...



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