ニューヨークタイムズがNFTで6千5百万円を寄付

通常、私自身がコラム記事内で売り込みをすることは許可されていません。
ただし、今回は例外です。
ニューヨークタイムズ

ニューヨークタイムズNew York Times)に、異例なコラムが掲載されました。
売り込んだのは、この記事自体です。
記事をNFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)として競売にかけたのです。

24時間行われた競売の最後の30分間は特に盛り上がり、入札合戦は過熱しました。
寄付の資金調達という目的だったこともあり、最終的に350ETH(6,500万円)という高値が付きました。
さらに、NFTは転売時にも収益を得る仕組みを構築することが可能であるため、転売される度に10%のロイヤリティが支払われるという継続的な寄付が行われるシステムに仕立てられています。

バブルが懸念されるほどNFTへの投資熱が高まっていますが、イーサリアム創始者のブテリン氏は「裕福な人が更にお金を稼ぐために使うのではなく、より社会的価値の高い方向性に期待する」と警鐘を鳴らしています。
今回は、まさに収益を社会貢献活動と紐付けたNFTのユースケースですね。

でも、価値はそれだけじゃなく――
最も大きな特典は、170年ほどの歴史を持つThe Timesの記事をNFTとして所有することだろう。
ニューヨークタイムズ

――そう!私も所有してみたいです!

New York Timesのコラムを「NFT化」 約6,000万円で落札
米大手ニュースメディアNew York Timesが競売にかけた1つのNFTが350 ETH(6,000万円超)で落札された 競売にかけられたのは、同紙ライターKevin Roose氏がNFTに関して執筆したコラム記事をNFT化したもので、昨日より24時間のオークションにかけられた。...



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